Very Rare France Press
USのSax奏者の”Stan Getz”が
1962年にリリースした同名のLP
“Jazz Samba”よりシングルカットされた
2曲入りのEP盤。
収録曲は下記の通りです。
A. Samba De Uma Nota So
B. Desafinado
このEP盤に収録されている両曲に参加した
アーティストは下記の通りです。
・Stan Getz - Tenor Saxophone
・Charlie Byrd - Guitar
・Keter Betts - Bass
・Gene Byrd - Bass
・Bill Reichenbach - Drums
(“Gene Byrd”は”Charlie Byrd”の弟)
A面は、Big Tune !
「Stan Getz Et Son Orchestre - Samba De Uma Nota So」
こちらの面は、皆さんもご存知のカヴァーで、
元々はブラジルを代表するミュージシャン
”Antônio Carlos Jobim”と、
Bossa Novaの創成期に
ジョビンとタッグを組んでいた、
早くして亡くなってしまった作曲家で、
ピアニストとしても知られる
“Newton Mendonca”が作った曲。
ブラジルの名Bossa Novaシンガーである
“João Gilberto”が1960年頃最初に
レコーディングしたと言われています。
英語でのタイトルは”One Note Samba”で、
当店では過去に、
“
The Coleman Hawkins Sextet”や
“
Sel Duncan & Orchestra”、
“
The Jarvo Bros.”などのテイクを
ご紹介させていただきましたし、
その他にも数多くのアーティストが
カヴァーしていますので、
いずれかのテイクでご存知だと思います。
“João Gilberto”のテイクは、
ギターが良い感じに効いた
Bossa NovaのVocal曲ですが、
今回ご紹介する”Stan Getz”のテイクは
“Stan Getz”のSaxと、
“Charlie Byrd”のギターが良い感じで、
Jazzのような各楽器のソロがある、
Bossa Novaのインストにアレンジされています。
B面も同アーティストによる別曲。
「Stan Getz Et Son Orchestre - Desafinado」
こちらの面も同LPに収録されている曲で、
前述の、ボサノヴァ界では巨匠の
"Antônio Carlos Jobim"が作曲した曲で、
当時このテイクはヒットしました。
多くのアーティスト達がカヴァーしていますが、
Bossa NovaとJazzが融合された
インストにアレンジされ、
このテイクもめっちゃカッコ良いです。
中盤の”Charlie Byrd”のギターが良い感じです。
当店では前述の“
The Coleman Hawkins Sextet”や
ジャマイカでは”
Prince Buster All Stars”、
“
Byron Lee”などのカヴァーをご紹介しましたので、
覚えている方も多いと思います。
両面最高です!
Double Sider !!!
A・B面2曲ともに100年経っても色褪せない
名曲中の名曲です。
インスト好きの方や、
何かオシャレな曲をお探しの方、
カヴァー曲を集めている方等には
オススメしたい1枚です。
大推薦盤!
Condition :
[A面] VG+ ~ VG++
盤の見た目は、うっすらスレ・スリキズありますが、
とてもキレいです!
音の方は、出だしの無音部分でうすくプレスノイズ、
所々でプチパチがうすくあります。
多少ノイズありますが、音の抜けが良く、
全体的には良好です。
(試聴で確認してください)
[B面] VG+ ~ VG++
盤の見た目は、A面と同様に、
うっすらスレ・スリキズありますが、
とてもキレいです!
音の方は、出だしの無音部分からイントロ最初で
うすくジリノイズがあります。
出だしで多少ノイズありますが、音の抜けが良く、
全体的には良好な方だと思います。
[Jacket] VG(OK) ~ VG+
表面は、コーティングジャケット、
うすいリングウェア、軽く折れがあります。
裏面は、うすいリングウェア、
右下にうすくスタンプがあり、
軽く折れがあります。
全体的にはキレイな方だと思います。
France Press
試聴はプレーヤーの再生ボタンをクリックしてください。
(試聴は両面ともに長めにしてあります)